2009年3月6日金曜日

はて○の一次面接行ってきました

1. 会社説明
2. 東京の社員さんとその場で面接
3. 川崎さんと遠隔面接

これを一気にやってきました。
個別説明会&一次面接という位置づけで副社長が出てくるとは思わなかった。

はてなの総合職の応募書類は
1. 履歴書 A4サイズのもの (希望職種を記載のこと)
2. 志望動機(400字程度)

3. 小論文 :メール添付

提出形式:A4、2枚以内 (1200~1600字程度)。
フォーマット自由下記より1つ選択して論じてください
  • 「5年後はて○はどのように変化していると思いますか?その時、あなたがはて○に与える影響について記述してください」
  • 「今までの経験を踏まえ、はて○に入って何がしたいですか」+ 「学生時代に取り組んでいたこと」「はて○で希望する職種」「自分は何を大切にして仕事に就いていきたいか」を絡めて論じてください
  • 「Webサービスがよりよい方向へ世界を動かす力になるためのアイデアを記述してください」
4. ブログ(あれば) :履歴書内にURLを記載してください
5. 大学での研究内容 (400字以内)
このようなもので、「ブログ」をあえて独立して書くのがはて○らしいなあ、いい会社だなあと思っていたのだけれども、最初に話した社員さんが「blogspotでブログやってるんですね。でも最近は書いてませんよね」と言い出して、えええ、寝食捨ててブログ書いてますが、特に最近は熱心に書いてますが、これでも一応確固たる信念を持って良質な情報を提供しているつもりですが、人の役にも少しは立てていると思っているんですが、他のやるべき事象とのコストパフォーマンスのバランスを考えながらも、できる限り、友達と遊ぶこともなく恋人とデートすることもなく限界ぎりぎりまでブログやってるんですけど、えええええ?と思ったらURLを間違えて入力していたらしくて、正しく入力していただいたら「ああ、クリノッペの子ね」みたいな感じでよかった。

東京から京都に回線つないで、東京の社員さんが川崎さんに「クリノッペの子ですよ」とパスしてくれたので、川崎さんも「ああ、うさぎの子ね」みたいな感じで、そうだお、あの有能なうさぎの親ですよ、よろしくお!みたいな気分だったのだけれども、ブログ自体はブクマしたけれどもちゃんとは読んだことがないようだったのでちょっとガッカリすると共に、真っ先にブログから会社に誘ってくれたカヤックの社員さんとか社員一同で読んでくれているGREEの社員さんたちの存在が急にありがたく思われた。

どんな文脈だったか忘れたけれど、最近いいと思ったサービスは?と聞かれて、まあクリノッペと言っておくか、それどこがすごいの?と聞かれてうさぎ様が書いたことの10分の1も言えなかったから自分の無能を恨んだ。
13年間毎日バイオリンの練習をする中で、寝ながらでも指が勝手に音楽を奏でるという有能な指を手に入れた代償として、脳が指に移って頭は空っぽになってしまったのかもしれない。

川崎さんは、質問に対して私が即答できない時も辛抱強く待っていて、真剣さが伝わってきた。それから当たり前なのかもしれないけれども質問は鋭いし、頭がいい人なんだなあと思いました。私が質問するターンになった時も、お前その質問する意図は?みたいなメタ的な顔で見られているような気がしてそんなに質問する気が進まなかった。

それにしても正直、一次面接を通過した手ごたえなど全くなく、いやー、このネットあんまり使わない一般人的ミーハー心を持ちつつ、はてなのサービスまで熱心に使うという両輪を持った人間は稀有なので、戦力になると思うんだけどなあ、なんて肩を落として電車に乗っていたら、前に立つ女の子がケータイで「おだんご小町」で遊んでいて(「おだんご小町」はモバゲーの中の有名なパズルゲーム)、それを見ていたら、この前GREEのクリノッペ作った人が「クリノッペやってて一番嬉しかったのはいつ?」という私の質問に「目の前で実際にクリノッペで遊んでいるのを見たとき」と答えたことが思い出されて、ああ、きっとモバゲーの社員だったらこういう光景見たら嬉しいんだろうなあ、サービス作る側の人は嬉しいんだろうなあと思ったら涙がずるずると出てきて満員電車で号泣するという最低の失態を犯しました。

ついでに言うと、今日は面接の前にそれ以上の大失態を犯しており、というのは、適当に「はてな 中目黒」とかでググッて地図持って行ったら、大風と大雨のためにタクシーでそこに向かったのだけれども運転手さんが「ない」という結論に至って、じゃあいいっす、とかいってタクシー降りてみてちょっと歩き回っても分からないから会社に電話してみたら「いや、その住所、昔のオフィスです、今は別のところにあります」と言われて、住所教えてもらってもう一度タクシーつかまえて目印となるバス停前で降ろしてもらったのだけれども(バス停の目の前ですとのことだったので)、しかしながら住所を教えてもらった時に書いたビルの名前が雨で滲んで読めなくなっていてどこだか分からず、仕方がないからもう一度電話して、今年の目標は「絶対に遅刻はしない」なのにもう20分も遅刻していたのでパニックになっていて、先ほどまで指南してくれた人と別の人が電話に出ているにも関わらず「あのー、道に迷った、先ほどまで電話していて、採用で、はて○の、新卒の、●●と申して、えっとバス停まで言われた通りに来たのにやっぱり場所が分からないんですけど」と言ったら、あーじゃあ迎えに行きますからそこで待っててください、とか言って迎えに来てもらったのだけれども、その人がなんか死ぬほど優しくて、そんなに優しくされたら惚れてしまうやろー、みたいな、それから会社説明を受けている最中にその人が現れて、温かいお茶でもどうぞ、といってお茶をくれて、それがとても優しかったのですっかり惚れました。

今日はなぜかしらないけれども「Twitter中毒者の心的変化」というエントリーに大量アクセスがあった。ブクマも増えたしコメントも増えたし。まとまったアクセスは、必ずはてなブックマークされるとか、他のサイトにリンク張られるとか、GoogleAnalyticsで参照元というページを開くと理解できるのだけれども
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なのでさっぱり分からない。どこかの誰だか分かりませんがご紹介ありがとうございます。
私はこのブログの中で最低でも一つだけ歴史に流れない普遍的価値のあるエントリーがあると思っていてそれは「Twitter中毒者の心的変化」なので、古い記事となっていく中でこうして新しく人がたくさん来てくれるのは嬉しいことであるよなあ、それから、こうしてたくさんの人に読まれるのは「はてなブックマーク」のお陰なので、はてなのサービスはやっぱり良いと思うから、これからもいいサービスを作り続けてほしいです。0から1を作るだけじゃなくて1から10にすることにも注力してください。とりあえず「はてなスター」がケータイから使いにくいのをすぐさま改善してほしい。idがズラズラ出てくるだけでまったく使えない。idよりアイコンで人間を識別している人は私以外にも多くいると思うのだけど、アイコンやアバターの重要性を言葉で論理的に訴えるのは難しい。

そういえば、最近色々な人からブログ面白いですね、なんて言われてうさぎは喜んでおりますが、その中でも一番嬉しかった反応がこれ。「あるTwitter中毒者の心的変化」に付いたはてなブックマークのコメントより。

私が意図したことが正確に伝わっていて驚きました。やっぱりはてブはいいサービスですね。




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